HPB786 釣りおとした大魚
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邦題 : 釣りおとした大魚
原題 : FISH OR CUT BAIT
著者 : A・A・フェア
訳者 : 佐倉 潤吾
装幀 : 勝呂 忠
初版 : 1963/08/31
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[ストーリー]
クール&ラム探偵社を訪れたジャーヴィス・アーチャーは、秘書のマリリン・チェランの24時間の護衛を依頼した。
彼女は脅迫の手紙や息遣いだけの奇妙な無言電話を毎日受けているという。
この依頼を引き受けたラムは、ひそかにアーチャーを尾行している途中、
警察に尾行がばれて尋問されることになる。
なんとその夜、コールガールを斡旋を取り仕切るジャネット・ラッティを殺されたらしい。
一方、マリリンを護衛していたクールはというと、チョコレートに睡眠薬を入れられて朝までぐっすり眠っていた…。
[感想]
警察に尋問されてその場は抵当にごまかした後、後々深く突っ込まれても大丈夫なように知識を仕入れていたら、殺人事件に深く関わってしまうという構図はおもしろかった。
まさに探偵という職業らしく、事件の糸を次から次へと手繰っていくところは読み応えがある。
ガチガチの本格ミステリというわけではないが、いろんなミスリードもあっておもしろかった。
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